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引っ越しはやることが多く時間もそれなりにかかります。特に初めての引っ越しだとやるべきことを忘れていないか不安になる方は多いのではないでしょうか。
今回は、これから引っ越しをする人や初めて引っ越しをする人に向けて、引っ越し当日の流れや旧居・新居でやるべきこと、引っ越しに関するトラブル事例をご紹介します。
伊丹市の賃貸にお引っ越しをされる方は、何をしたらよいのか事前に流れを理解して、トラブルなく引っ越しを済ませましょう!
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引っ越し当日の流れを確認しよう!
引っ越し当日は、「旧居の退去」と「新居への入居」を同日におこなうケースが多いです。
そのため、引っ越し当日は精神的にも時間的にも余裕がなくなります。
スムーズに引っ越すために、旧居の退去から新居への入居までの流れを事前に確認しておくとよいでしょう。
引っ越し当日のおおまかな流れは、以下のとおりです。
旧居の退去でやること
- 当日まで使っていた荷物の梱包
- トラックの駐車場所の確認・荷物リストの作成
- 水道・電気・ガスの閉通・閉栓
- 搬出作業の立ち会い
- 旧居の掃除
- 引っ越し業者へ代金の支払い・新居で合流する時間の決定
- 旧居の明け渡し・支払い
- 近隣の方への挨拶
新居への入居でやること
- 近隣の方への挨拶
- 水道・電気・ガスの開通・開栓
- 新居の状態を確認
- 搬入作業の立ち会い・家電の動作確認
- 必要最低限の道具の荷解き
次の章から、上記の流れを一つずつ詳しく解説します。
引っ越し当日に旧居でやることリスト
[1.当日まで使っていた荷物の梱包]
洗顔料や歯ブラシ、布団代わりに使った寝袋など、退去直前まで使用していた荷物を梱包します。
退去直前まで使用していた荷物は、新居でもすぐに使うことが多いので、取り出しやすいように梱包するとよいでしょう。
また、搬入作業が始まると荷物を梱包する時間はないので、引っ越し業者が到着する前に、すべての荷物の梱包を終わらせましょう。
[2.トラックの駐車場所の確認・荷物リストの作成]
引っ越し業者に搬出作業をスムーズにおこなってもらうために、トラックの駐車場所の確認と荷物リストの作成も事前に済ませましょう。
引っ越し用の大型トラックは、多くの場合、停められる場所が限られています。
トラックの駐車場所としておすすめなのは、近隣の方に迷惑にならない場所で、人の出入りが少ない場所です。
目星を付けた場所が引っ越し当日に停められない可能性があるので、いくつか候補場所を決めておくとよいでしょう。
また、どの段ボールに何がいくつ入っているかなどをまとめた荷物リストを作り、引っ越し業者に共有することで、引っ越し業者は荷積みがしやすくなります。
ご自身も新居で荷解きする際に、必要な荷物を取り出しやすくなります。
[3.水道・電気・ガスの閉通・閉栓]
引っ越し当日に忘れてはいけないことの一つに、ライフラインを解約するという作業があります。
水道・電気・ガスともに、利用を停止する旨を供給会社に連絡します。
利用者が対応することは、水道は退去当日に元栓を閉め、電気は退去当日にブレーカーを落とすだけでよいですが、ガスはガスメーターが係員だけでは入れない場所にある場合など、利用者の立ち会いが必要となることがあります。
各ライフラインの利用停止の申し込みは、基本的に利用停止の1週間前までには済ませる必要があるので、申し込みの際に引っ越し当日に利用者が対応すべきことも確認するとよいでしょう。
[4.搬出作業の立ち会い]
搬出作業に立ち会う意味は、「荷積みがスムーズに進むようにサポートをする」「万が一の際、責任の所在を明らかにする」という2点にあります。
まず「荷積みがスムーズに進むようにサポートをする」とは、搬出作業をおこなう引っ越し業者の質問に答えたり、お子さんやペットがいる方は搬出作業を妨げないように見守ったりするといったことを指します。
搬出作業自体は、引っ越し業者に任せる方が効率的に進めることができるため、基本的にご自身は何もしないことをおすすめします。
次に「万が一の際、責任の所在を明らかにする」とは、搬出作業をしているあいだに荷物を床に落として、荷物が壊れたり、床が傷ついたりした場合に、引っ越し業者とその場で確認することを指します。
立ち会っていなければ責任の所在がわからなくなりますが、きちんと立ち会うことで大きなトラブルへの発展を防ぐことにつながります。
[5.旧居の掃除]
搬出作業が完了したら、忘れ物はないか確認し、最終的な掃除をします。
とくに、水回りは油汚れやカビが発生しやすく、ホコリが溜まりやすい場所もあるので、丁寧に掃除をおこないましょう。
引っ越し当日は掃除にそれほど時間をかけられないことが多いため、水回りの大型の家電を先に搬出してもらい、他の荷物を搬出してもらっているあいだに掃除をするとよいでしょう。
また、引っ越し当日の掃除ではそれなりにゴミが出ます。
新居に持っていくなど、ゴミの処理方法についても事前に考えておくことが大切です。
[6.引っ越し業者へ代金の支払い・新居で合流する時間の決定]
引っ越し代金は、当日に現金で支払うことが一般的です。
事前に支払い方法を確認し、必要あれば現金を用意しておきましょう。
また、新居で引っ越し業者と合流する時間もあらかじめ決めておく必要があります。
もしも引っ越し業者が先に新居に到着してしまっても、ご自身が到着するまでは搬入作業を始めることができないためです。
[7.旧居の明け渡し]
退去当日は、不動産会社が部屋を確認する場に立ち会い、鍵を返却する必要があります。
部屋の汚れや破損している箇所がある場合は、敷金から修繕費用が差し引かれ、後日残りの敷金が返金されます。
退去と新居への入居を同日におこなう場合は、新居で引っ越し業者と合流する時間を加味して、旧居の確認をする日時を事前に調整しておかなければなりません。
ただし旧居の明け渡しは、引っ越し当日より後に設定することもできます。
必要に応じて、不動産会社と明け渡し日を相談するとよいでしょう。
[8.近隣の方への挨拶]
引っ越し当日は、トラックの駐車スペースを確保することで道が狭くなったり、荷造りの際の物音が隣室に響いたりと、周囲に迷惑をかける可能性があります。
そのため、できれば引っ越しをする数日前に近隣の方に挨拶をすることをおすすめします。
引っ越し当日に顔を合わせることがあれば、「お世話になりました」と重ねて挨拶をすることで、すっきりとした気持ちで引っ越すことができるでしょう。
引っ越し当日に新居でやることリスト
[1.近隣の方への挨拶]
新居へ入居する際も、近隣の方に挨拶することは大切です。
できれば搬入作業の1週間前に挨拶を済ませておけるとよいですが、遅くとも引っ越しが完了した日から1週間以内には挨拶に伺うことをおすすめします。
[2.水道・電気・ガスの開通・開栓]
入居したら、ライフラインの開栓をなるべく早くおこないましょう。
一般的に、水道と電気は、供給会社に入居の1週間前までに利用申し込みをしておくことが重要です。
そうすれば、水道は元栓を開けるだけで、電気はブレーカーを上げるだけで、入居後すぐに使うことができます。
ガスは、基本的に退去時と同様に、開栓する際も立ち会いが必要です。
ガスの供給会社に事前に連絡しておき、開栓の立ち会いの日時を調整しておく必要があります。
[3.新居の状態を確認]
搬入作業の前に新居の状態を確認しておき、気になる部分があれば写真で撮影しておくとよいでしょう。
部屋に汚れや不具合がある場合、ご自身が入居する前からあったものについては、ご自身で修繕する必要はありません。
気になる部分は、写真とともに不動産会社に報告し、場合によっては修繕などの対応をしてもらうことができます。
入居後に気になる部分が見つかった場合は、入居前からあったものであることが証明しづらいため、荷物の搬入前に部屋の状態を確認しておくことが大切です。
[4.搬入作業の立ち会い・家電の動作確認]
搬入作業でも、搬出作業と同じように立ち会いましょう。
とくに大型の家具や家電は、設置後に場所を変更するのは難しい場合があるので、搬入時にできるだけ最適な場所に置いてもらうように指示をする必要があります。
その際、間取りがわかる資料や家具の設置場所を引っ越し業者に共有しておくと、当日の設置がスムーズに進むでしょう。
また、搬入時に家具や部屋に傷がついていないか、家電が故障していないかを確認することも重要です。
引っ越しの移動時に故障した可能性があるので、引っ越し業者がいるあいだに家電の電源が入るかどうかを確認しましょう。
[5.必要最低限の道具の荷解き]
搬入作業が完了したら、照明や布団など、生活するうえで必要な道具を荷解きします。
さまざまな作業をおこなうために照明が必要であり、日が落ちてから照明を取り付けるのは難しくなるので、照明はできるだけ早く取り付けましょう。
カーテンも防犯対策となるため、いち早く取り付けることをおすすめします。
他には、浴室まわりやトイレ周りのグッズ、寝具などが必要最低限の道具と言えます。
引っ越し当日によくあるトラブル事例
ここまで、引っ越し当日の作業をスムーズに進めるための流れについてご紹介しました。
しかし、引っ越し当日にトラブルが起きることもあります。
起きやすいトラブルを事前に把握しておくことで、トラブルを避けるための準備やトラブルが起きた際に対策をすることができるでしょう。
ここでは、引っ越し当日によくあるトラブルについて3つの事例をご紹介します。
[搬出・搬入作業中に賃貸物件の部屋を傷つけてしまった]
引っ越し業者が荷物を搬出する際や搬入する際に、賃貸物件の床や壁を傷つけてしまうケースがあります。
その場合、すぐにその場で指摘することが重要です。
時間が経つと、搬出・搬入作業中についた傷であることが証明しづらくなります。
その場で写真をとっておき、どのように対応するか引っ越し業者と話し合いましょう。
[梱包が引っ越し当日までに終わらなかった]
「思っていたよりも荷物が多かった」「忙しくて時間が足りなかった」といった事情から引っ越し当日までに梱包が終わらなかったという方もいます。
梱包できていない荷物が少ない場合は、自分で新居に運ぶとよいでしょう。
どうしても引っ越し業者に頼みたい場合は、有料で引っ越し業者に梱包を頼むか、引っ越しの日程をずらすことになるでしょう。
引っ越しの日程をずらすとなると、引っ越し業者へのキャンセル料の支払いや、日程の再調整など、費用や時間、手間がかかります。
引っ越し当日までに梱包が間に合わないことが危惧される場合は、引っ越し業者に梱包を依頼する場合の追加料金を確認しておくなど、できるだけ引っ越しの日程をずらさない方向で調整することをおすすめします。
[予定時刻になっても引っ越し業者が来なかった]
道路が混雑していたり、引っ越し業者が道に迷ったりするなど、引っ越し業者が到着する予定時刻に来ないというケースもあります。
遅れる場合は、引っ越し業者から連絡があるのが一般的です。
しかし、まったく連絡が無い場合は、予定日時を間違っていることがあるため、引っ越し業者に確認しましょう。
到着時間を間違えないようにするためには、午前中の早い時間帯で予約することがおすすめです。
引っ越し当日はやることがいっぱい!
引っ越し当日は、旧居の退去と新居への入居、引っ越し業者や不動産会社との日程調整など、やることが多岐に渡ります。
そのなかでも、「当日しかできないこと」と「当日までにできるだけ終わらせられること」があり、「当日しかできないこと」に注力することが重要です。
たとえば、「当日しかできないこと」とは、「搬出・搬入作業の立ち会い」や「搬出作業後の清掃・部屋の確認」「搬入作業前の部屋の確認」などです。
搬出・搬入作業時は、引っ越し業者とのトラブルにつながる可能性があるため緊張感を持って立ち会うとよいでしょう。
また部屋の確認は、不動産会社とのトラブルを避けるためにも、退去後や入居前にしっかりおこなっておく必要があります。
一方、「当日までにできるだけ終わらせられること」とは、近隣の方への挨拶や梱包などです。
引っ越し当日までのスケジュールは余裕があるように組み、挨拶のタイミングや、何をいつ梱包するのかをあらかじめ決めておくと、当日に慌てることなく引っ越しを進めることができるでしょう。
まとめ
今回は、引っ越し当日の流れとやることリスト、よくあるトラブル事例をご紹介しました。
引っ越し当日は慌ただしくなるため、トラブルも起きやすいものです。
初めて引っ越しをする方や引っ越しに慣れていない方は、本記事を参考にしていただき、スムーズな引っ越しができるように準備してみてください。
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